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ドォッッカーーン!
岐阜県瑞浪市、七夕まつりの夜空に打ちあがる巨大な花火たちには、市民の願いを一心に背負って咲き誇る大輪の優雅さと、市民参加で作り上げた全ての苦難と猛暑を吹き飛ばすカタルシスがあります。
市街を流れる土岐川の河川敷から打ち上げられる数千発の光の芸術は、清らかな水面を七色に美しく彩り、集まった数万人の観客を一斉に大魅了させ、ズドーン、ズドーンという重低音に引火されて盛り上がるテンションも絡み合って、景気の低迷で俯きがちな市民の顔を、この瞬間からは笑顔で天を仰ぐトランス状態へと導きます。
瑞浪の花火大会は、花火に夢や願いを込めて打ち上げる祈願花火大会です。
市民の皆様から願いを込めた祈願文と募金をいただき、それを元に大会のすべての運営を行っています。集めた祈願文は大判チラシとして花火当日の新聞折り込みとして全戸配布し、これを見ることも花火の楽しみの一つとなってきています。
百数十名の警備員のほとんどは市民からのボランティアです。数年続いた花火事故からの影響で、安全な花火を求める声が高まる中、多くの市民ボランティアが交通規制の交差点で、花火を背に赤色灯を汗だくで振り続けます。押し寄せる観客の安全を守りながら、彼らもまた観客の瞳に映るその芸術を愉しみ、その満面の笑顔に静かな満足を感じます。
一夜明けて早朝6時、毎年、地元の中学生をはじめ数百名のボランティアが打上場所周辺の清掃を行っています。花火の燃えカスやゴミなどを皆で拾いかき集め、眩しい朝日に照らされた美しいまちや川を守っていこうと決意を新たにしています。
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